PROJECT.02

ロボットプログラミング教室
「ロボ団」史上初

単独型店舗モデルとしての
校舎立ち上げという新たな挑戦。

Project overview

2019年2月ロボ団初の単独型店舗のモデル校として開校した豊中校。従来のプログラミング教室ではめずらしい、単独型店舗に挑戦するに至った夢見るの想いとは。現在の夢見るの根幹となったビッグプロジェクトの裏側に迫ります。

Project members

教室開発部 部長 y.kuwano
大阪北エリアリーダー兼
ロボ団少路駅前校教室長
s.nakatsuji
STORY.01

ロボ団初の単独型店舗開校。

2018年夏、ロボ団では「今よりももっと多くの子どもたちにロボットプログラミングの楽しさを知ってもらおう」という想いの元、初の単独型店舗開校という新たな挑戦が始まりました。

それまでのロボ団の店舗展開は、学習塾や他の習い事を運営している企業が新事業としてロボットプログラミング教室も始めるという併設型店舗が主流でした。ロボ団の本校であるなかもず校の前身も、学童を運営していた夢見るが運営する併設型店舗のロボットプログラミング教室(当時は大阪府堺市白鷺で運営)だったので、夢見るとしても初めての試みでした。

初の単独型店舗開校というビッグプロジェクトの責任者に抜擢された桑野に、当時の心境を聞いてみました。

入社1年足らずで任されたビッグプロジェクト。

「責任者に任命されたのは入社してちょうど1年くらいだったので、不安感が3割、ワクワク感が7割でした。当時、任されていたFC事業の加盟数にも少し陰りが見え始めていて、義務教育へのプログラミング必修化を受けてプログラミング教室の競合が乱立していた時期でもあったので、競合他社との明確な差別化の必要性を感じていました。そんな中で”単独型店舗モデルの構築”は、成功すれば会社的にも業界的にも大きなインパクトが与えられると思ったので、なんとか実現したい!と思ったのを覚えています。

準備期間が非常にタイトなスケジュールだったこともあり、実は社内でも「(実現は)厳しいのでは?」という空気もあったんですが、自分のこれまでのスクール運営ノウハウを発揮できるチャンスだと思いましたし、自信もあったので、絶対成功させてやる!と内心はメラメラと燃えていました(笑)。

実は任命される前期の個人面談で会社の今後のことを話していた時に、このプロジェクトが発足されることはチラッと聞いていて、何となく自分にこの仕事が降ってくるのかも?という予感もあったんです。なので、実際にやってみないか?と声がかかった時には覚悟ができていましたし、まだ入社1年ぐらいの自分に、会社として最も重要な仕事を任せてもらえるということは嬉しかったですね」

2018年夏から始まった単独型店舗モデル立ち上げのプロジェクトでしたが、2019年春に2校開校予定というタイムリミットが決まっているだけで、校舎の場所はもちろんのこと、そこで働く教室長の採用すらまだ決まっていませんでした。何もかも真っ白な状態からスタートし、数多くの地域で物件を検討した末、2018年12月末にようやく豊中市緑地公園駅の近くの路面のテナントが1校舎目の開校地に決定。同時に教室長として働くメンバーの採用も決定し、ようやくスタートラインに立てたという状態でした。

STORY.02

何から何まで初めてのことを
手探りで作り上げ、迎えた開校日。

「当時大変だったことは…実は記憶あまりないんですよね。忙しすぎて(笑)。考えなければいけないことや業務量がこれまでになく膨大でしたね。「教室を開発するために何が必要か」を考えるところからのスタートでしたが、約3ヶ月後には2校舎を立ち上げる必要があるって、とんでもないですよね(笑)。エリアマーケット・物件調査から教室デザイン、家具備品選定、人材の採用・研修に、事務系の仕組み構築、販促計画、教室の案内資料作成など「店舗開発」に関わる業務を全て同時進行で、企画から現場でのオペレーションまで行なっていたので、体が3つ欲しい状態でした(笑)。新校舎の教室長や後方支援してくれているメンバーにもかなり無茶振りして負荷をかけたんじゃないかと思います」

テナントが決まってからも、レイアウトからカーペット、クロス、照明、家具などなど…何も分からないところをゼロから作り上げて、予算感も何も分からないところを手探りで2ヶ月間必死に走って、開校日を迎えました。

体験会初日に起こった奇跡に子どもたちと大興奮。

「単独型店舗モデル第一弾となった豊中校の体験会の題材は、ロボ団とJAXAが共同開発した教材コンテンツ「ロボットプログラミングでHAYABUSA2ミッション」だったんですが、なんとオープン日(2019年2月22日)にはやぶさ2がタッチダウンを成功させたんです。奇跡のようなタイミングで、体験会に参加してくれた子どもたちも大興奮でした!」

怒涛の開校準備を無事終えて、初めての体験会の日に起こった奇跡に夢見る全社も子どもたちと同じくワクワクした気持ちでした。

「この仕事の醍醐味は、やはり0→1で新たなものを生み出すという部分ですね。ノウハウやリソースがない中での苦労も含めて、子どもたちや保護者に喜んでもらえる良いものが作れた時の達成感に、大きな働きがいを感じました。会社としても業界としてもプログラミングの単独型店舗型校舎を出す、というのはチャレンジングな取り組みでしたし、今後を左右する大きな一歩だったと思うので、そこに自分が貢献できたことが嬉しかったです」

当時、ロボ団はなかもず本校以外に梅田校・水道橋校・天王寺校と直営校の運営にチャレンジしていましたが、なかなか運営が軌道に乗っていませんでした。単独型店舗モデルとして豊中校、そして同時期に開校した宝塚校を成功させることは、夢見るにとっても大きな転機でもあったのです。そして、2年半が経った2021年現在。単独型店舗モデルの直営校舎は18校舎まで増え、今の夢見るの根幹がこの時から始まったと言っても過言ではありません。

STORY.03

キャンセル待ちが出るほど
体験会の申し込みが殺到。

「嬉しかったエピソードは2つあるんですが、最初に嬉しかったのは、体験申込が始まった時ですね。それまで全力で準備してきたものの、体験申込が始まるまでは、ほんとに予約が入るのか不安でした。いざ告知を開始するとすごい勢いで予約が入って、キャンセル待ち含めて200件以上の申し込みをいただけたので、求められるものを作れたんだ!と嬉しかったですし、一安心しました。次に嬉しかったのは、実際に教室で体験会が始まった時です。子どもたちが熱中して「楽しい!」「通いたい!」と言っている姿を見て嬉しかったですし、教室長もそんなロボ団のレッスンにやりがいを感じてくれている様子が見てとれて、そういう場を作れて良かったなと。「いやぁ、ほんと良かった!」のひとことに尽きます(満面の笑み)」

あまり興味がなかったはずの夢見るにぐっと惹き込まれた日。

入社2年目でこれだけの大役を成し遂げた桑野ですが、夢見るに入社した経緯や今後のことについても話を聞いてみました。

桑野のこれまでのキャリアは、大手学習塾で新卒採用や教室運営に携わるスクールマネージャー、人事、新規事業企画担当を経験し7年半勤務していました。学生時代からキャリア教育に興味があったこともあり、自社に採用するためのキャリア教育だけではなく、一人の子どものためのキャリア教育に携わりたいと転職を決意。大学のキャリアセンターや当時話題になっていた某ネット通信高校などを視野に入れつつ転職活動を行なっていたところ、人材紹介会社の紹介から夢見るのことを紹介されたとのこと。

「最初は全く入るつもりはなかったです。社名怪しいですし…!(笑)ロボットプログラミングのこともしらなかったのであまり興味もなかったんですが、スタートアップのベンチャーという点には少し興味があったので話を聞いてみようと思って選考に進みました。初っ端で重見さん(夢見るの代表取締役)の面接で、なかもず本社に訪問したんですが、職場の雰囲気や重見さんの考え方を知って、ぐっと興味が出ました。そこで一気に(志望度の)角度が上がりましたね」

実は、夢見るには桑野のように、「初めは全く興味がなかった。たまたま知って話を聞いてみたら面白かったので…」というメンバーが多いです。

STORY.04

全国津々浦に
ロボ団を届けていきたい。

「今後のやってみたいことについては、仕事を勧めていく中でやりたいことも変わってくるので先々までは描いていないが、いま会社の中でやりたいのは、このロボ団をより魅力的な教室にし、全国に広げていくことです。教室開発事業部を任されてから、最近の体験会では「ロボ団のことをどこどこで見たことがある」「元々知っていた」という声も増えてきました。3年前の体験会では「初めて知った」という人がほとんどだったので、嬉しいですね。でも、もっと全国津々浦々にロボ団を届けていきたいと思っています。そのために私個人としては、会社の外に出たとしてもどこでも通用する人材になれるように、店舗開発の明確なスキル・ノウハウをもっと身につけ、まずは開発のプロフェッショナルになりたいです。自分ならではのオリジナリティ(=自分が自信を持てるスキル)を身につけて「店舗開発×ロボ団」だけではなく「店舗開発×〇〇」で、いろんなことに挑戦したいと思っています。また、夢見るではロボ団ももちろんですが、小学生だけではなく中学・高校・大学とステップを上げていくことで、子どもたちが社会に出るまでのキャリア教育を提供することもやってみたいです」

夢見るの挑戦はここがスタートライン。

単独型店舗モデル校舎の立ち上げから始まった、夢見るの一大プロジェクト。既にFC加盟校でも単独型店舗型校舎としての開校が主流となり、今後さらなる展開を計画中。ロボ団を津々浦々に届けるための夢見るの挑戦はまだまだ続いていきます。

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