Interview

先輩社員インタビュー

JOINED IN 2021 / April

ロボット制作の最初(考案)から最後(子どもたちの反応)まで携われることがいちばんのやりがい。

教育開発部 K.TAIRA この記事は2022年11月時点のものです。
“profile”

京都出身。大阪工業大学卒業後、夢見る初の新卒生(21年度)としてjoin。高校時代からロボットに入れ込み、数多くのロボコンを経験、TVでも取材されることも。趣味は工作。現在は教育開発部にて新教材の開発と週末は神戸岡本校で講師としても活躍。

自分な好きなことを子どもたちに教えられる環境。

私は、現在教育開発部でロボットプログラミング教室「ロボ団」のレッスンで使用するロボットの考案・制作とロボ団岡本校で子どもたちにロボットプログラミングを教える講師を担当しています。また、ロボットプログラミンの世界大会の日本大会にロボ団の生徒が毎年挑戦しているんですが、そのコーチも担当しています。

学生時代からロボット工学について学んできたので、得意分野で働くことができて嬉しく思っています。自分が好きなことを子どもたちに教えるって、なかなか経験できることではないので、そのことが有り難いです。子どもたちへの指導は夢見るのインターンでの経験がほぼ初めてだったこともあり、今もまだまだ足りないと思う部分があるので試行錯誤しながら力をつけていきたいと思っています。

教材開発と講師、両方に携わっていることで自分が作ったロボットを子どもたちが実際触れるのを見る機会があるんですが、いろんな性格の子がいるので、理解度も様々というのが分かりました。どんな子にとっても分かりやすく理解しやすい教材をこだわって突き詰めることが難しくもあり、面白みでもあって、それが私にとっての夢見るで働く醍醐味です。

おっとりしているように見えて、運命は自分で掴み取ってきた。

専門的にロボット工作について学び始めたのは、高校の部活(メカトロニクス部)でした。子どもの頃から工作が好きだったんですが、当時はロボットの教室も少なく、そういうことに詳しい大人も身近にいなかったですし、もちろんネットで検索ということも出来ませんでした。ロボットについて学ぶにはどうしたらいいんだろう…?と考えていた時に、工業高校に行けばなにか知れるんじゃないか!と思いついて、出会ったのが高校の部活でした。そこからロボット製作にどっぷりはまっていきました。

メカトロニクス部では、自分で設計したロボットで大会に出ていました。大学でもさらに専門的なロボット工学について学び、ロボットの大会にも継続的に出場していたんですが、テレビの取材が来たこともあります!(ちょっと自慢です 笑)

就職活動を考え始めた頃は、企業内エンジニアの道も検討していました。でも、一つのロボットや機械の制作に最初から最後までに携わりたいという想いが強かったんですが、企業の仕組みとして、ロボットや機械は製作の工程毎に担当部署があったり、そもそも複数の企業で分担して製作を進めるため一部しか関われないことが分かり候補から外しました。また、後輩への指導や大学でのイベントの体験に来た小学生と関わる中で、「できた!」と喜んでくれることを嬉しく思った経験から教育業界にも興味を持つようになり、部活の顧問かロボット教室であれば自分がやりたいと思う「最初から最後まで携わる」と「教えること」の両方が叶うのでは!?と考えるようになりました。残念ながら教職は取っていなかったので、ロボット教室ってどんなところがあるんだろう?といろいろな教室のこと調べ始め、そこで見つけたのがロボ団だったんです。

最初、ロボ団のことを調べていた時「小学生でもこんなことができるんだ!」とロボ団で学べるレベルの高さに驚きました。ロボ団を運営している会社が夢見る株式会社と知って「変わった名前だな…」と思ったのも覚えています(笑)。 夢見るのホームページを見ても新卒募集の情報がなくて、でも諦めきれずいろいろ調べていたら、ビジネスSNSのWantedlyで夢見るの教材開発部(現 教育開発部)でインターンの募集を見つけて、即応募しました。大学3年生の2月からインターンを始めて、ロボ団や新事業の教材開発に携わることになりました。ロボ団では、プロクラスの教材ロボットの考案と制作。新事業の子どものためのロボットプログラミングコミュニティーサイト「つくロボ」では、ガイドブックで紹介するロボット24体の考案と制作を担当しました。毎日1体以上のロボットを考案して、採用されたものとそうじゃないものを合わせると40~50体くらいのロボットを考案したと思います。

教材開発以外にもロボ団の教室での体験などで、アドバンスクラスの子どもたちがP制御を学んでいるのを見て「そんな高度なことをやっているんだ!?」と改めてロボ団で学べることのレベルは高いと実感しました。インターン中にWRO(World Robot Olympiad)に出ているのを知って、その時に自分がコーチをやってみたいと思い、手を挙げたら任せてもらえてとても嬉しかったです。夢見るでは「やりたい」と表明して行動に移せば、何でも経験できる環境があるというのは先輩から聞いていたんですが、本当でした。 インターンを通して、夢見るで働きたいという想いが強くなり、自分から選考に進みたいと直談判しました。普段はおとなしい雰囲気って言われるんですが、高校受験の時も友人たちが行く高校とか全く気にせず、自分が行きたいからここに行こう!って、地元でもない工業高校を受験したりと行動に移してきたので、驚かれたりもします(笑)。 おっとりしていると思われがちですが、普段から好きなことには一直線というタイプなので、進路とか人生の分かれ道などの節目節目では結果的に飛び込んでいってるかもしれません。

「ロボットといえば平!」と思ってもらえる存在を目指す。

インターンや選考を通して、夢見るの社員の皆さんが子どもたちのことを常に真剣に考えていると感じました。インターン中に全社会議にも参加させてもらっていたんですが、そこでのグループディスカッションでも「子どもたちにとってどうしたらより良くなるのか」ということをみんなが熱い想いを持って語っていたのが印象的でした。こんな方たちと働きたいと思えたので、内定をもらった時はとても嬉しかったですね。

インターンをする前と後のギャップは、教材開発を担当している人はこんなに少ないんだ!?とびっくりしたことです。(当時の教材開発担当は責任者とメンバーの2名のみ)少数精鋭と知って、尚更自分の技術を磨いてここで活躍したいと思いました。夢見るでロボットが必要!となった時に「ロボット制作なら平にお願いしよう!」と思ってもらえる存在になりたいです。

これまでの仕事で嬉しかったことは、自分の作ったロボットが子どもたちにウケたことです。新教材の開発で歩くペンギンのロボットを制作したんですが、メンバーからも好評で実際にレッスンで子どもたちがロボットを組み立てて動かした時に大盛り上がりしたことがとても嬉しかったです。ただ、キンダークラス(年長向け)の初期のレッスンだったので、難易度が高すぎる!という点は失敗でした(苦笑)。これからも失敗しながら学びつつ、子どもたちが喜ぶロボットをこれからも生み出していけたらと思います。

今後やってみたいことは、現在レゴ®のロボットを使って低年齢の子どもでも始めやすいものを中心に教材開発をしていますが、今後はロボ団の卒業生などの高学年や中学生向けに本格的なロボット教材にも挑戦してみたいです。学生時代は電子回路の設計からロボットを作ってきたので、レゴ®だけではなく自分でゼロからロボットを作り上げるというハードウェア設計の楽しさを知る学びも子どもたちに提供できればと思います。やっぱり自分で設計して製作したロボットを自分で書いたプログラムで動かす楽しさはひとしおなので、そのことも伝えたいです。

ロボ団で学んだ子が将来いろんな道に進んで活躍する姿を見れたら嬉しいと思っていて、例えば就職先のインタビューなどで「子どもの頃、ロボ団で習っていてこの道に進みました!」と言ってくれたりしたら最高ですね。それを実現させるためにも、たくさんの子どもたちにロボットプログラミングの面白さを自分が制作した教材を通して伝えていきたいです。

私の1日のスケジュール

  1. 9:30

    出勤。
    一日の作業内容を確認してタスクを洗い出してから業務を開始します。

  2. 10:00

    ロボット考案・制作、プログラム検証。
    ロボ団のレッスンテーマに合い、かつ、子どもたちが夢中になって楽しめるものにすることを意識してロボットの考案・制作とプログラムの検証をします。

  3. 12:00

    昼食。

  4. 13:00

    教育開発部ミーティング。
    毎週、部内での現状課題の共有や解決策について話し合うミーティングを行なっています。ロボ団をより良くしていくためにどんなことが必要かということについてもよく話し合っています。

  5. 14:00

    CAD制作&手順書の作成。
    子どもの年齢などによって作れるロボットのレベルも様々なので、そのことを意識して手順書を作成します。

  6. 16:00

    教材の作成。
    現在は新教材の開発に携わっていて、新しいカリキュラムのレッスンで使用するテキストを作っています。そのレッスンのテーマや学ぶ内容にあったデザインや構成などを考えて内容を考えて作成しています。

  7. 18:30

    終業。
    その日の業務の中で得た気づきを日報にまとめて退勤します。

PROJECT STORY

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